時は秋分の日に遡ります。
三連休最終日、ものすごく気持ちの良い空模様。
眩しーー。
前日のマラソン日和に続いて今日は雲一つない。。。登山日和じゃない??
夏は日々賑やかに経過し、あっという間に過ぎ去りましたがふと気づけば秋。。。どころか
今年は寒くなるのが早いのでちょっと油断したら冬になるのでは。。。という気候。
こりゃーー、登るっきゃないしょーーー!!
で、一路斜里岳登山口「清岳荘」(セイガクソウ)へと車を走らせます。
案の定、連休最終日ということもあり山小屋の駐車場はいっぱいです。
山小屋から。
「清岳荘」もすでに高い位置にあるのでここからの景色も圧巻です。
さて、入山届を済ませいざ出発。
こちらは最初の所。
ここで駐車場料金100円を支払、入山届を記入します。
ここの森を入ってすぐに斜里岳原生林ウォーキングコースマップのコース案内もあるのでうっかりそちらに進まないよう要注意。
時間がある時にぜひともこちらも行ってみたいのですが、
今日は別な頂きを目指します。
済みました。
先程の森を抜け、林道の砂利道を15分程歩くといよいよ本当の山道出現。
きゃーーー上にいるよ。
なんて看板を横目にいざ山道。
よくよくいらっしゃる登山のお客様には「斜里岳は沢登りなんですよーー!」なんて言っておりましたが、私が登ったのは約20年ホド前。
しかも、登った季節は6月で沢のほとんどが雪に埋もれ、ただひたすら雪の上を子どもの有り余る体力を駆使してひょいひょいと登った楽しい、曖昧な記憶しかありません。
まさにけもの道。
私、他の山を存じ上げないので何とも言えませんが、沢山の人が入山しているはずなのに
その気配を感じさせず、何百、何千人と歩きつくしたハズの山道なのに決して人慣れしていない
まさにワイルドな山。
下から見るカッコいいイメージそのままの山道でした。(あ、まだここ序盤。。。)
ごろんごろんしている岩や、木の根をそのまま利用した階段らしきものを登ったり、下りたり夢中になって進んでいくと。。。
来たよーー!!
やってきました沢登り。
というより、石渡り??でも色々な方のブログ等を拝見すると、石は滑るから潔く川の中を歩け。と書いてあったり、でもたくさんの人が歩いているせいか思っていたよりはぬめりの少ない石ばかり。
子どもの頃の身軽さをなくした厄年は、小鹿のようにそろりそろりと進むよりありません。
とはいえ一個目の石であっさりバランスを崩し、入水。。。となるとあきらめがつくので緩やかなところであればどんどんざぶざぶと進みました。
真っ赤だわ。。。
鉄分を含んでいるようなので浸る石のほぼすべてが赤茶色の色をしているなかなか不思議な光景です。
何度川を渡るんだろう。。。と思ったころに「下二股」に到着。
まだまだ序盤。。。
こちらから新道と旧道に分かれるのですが、ほとんどの人が登りに旧道、下りに新道を選ぶようです。(水が多い日は別。)
旧道はまたずっとずーーーーーっと川沿いを歩いて行く道です。
途中にはいくつもの滝に出会えます。
水蓮の滝
羽衣の滝。。。後2キロかぁ。。。
ちなみにこの羽衣の滝を登りきると。
絶景だわー!!
頑張ってここまできたご褒美がもらえた気持ちになります。
その後も続く滝ラッシュ。
方丈の滝。。。え!7合目
見ずらいけど、竜神の滝
いくつも続く滝ラッシュに写真を撮るのも飽きてきたころ。。。。(多分4~5個はスルーしてます)
凍ってる。。。。
7合目から8合目の丁度間くらいの滝のすぐ脇、ここも結構な急斜面ではありますがふとした所に
白い塊。
。。。なんだか、数か月前に見たことあるわね。。。。きっともうすぐ地上でも見れるわね。。。
必死に登っているので私自身は汗だくの状態でしたが山の上の空気は冷え切っていることを感じさせる光景。
これを見てしまうとより一層足元に不安を感じますが、何しろ道はまだまだ半ばです。
このあたりになると川に入ることへのためらいもなく着々と黙々と足場を確保している自分の成長に驚きます。
ここで上二股に到着。
先程の下二股からぐるり新道をまわってまたここで同じ道に辿り着くことになります。
さて、ここからはいよいよ頂上を目指すのみ!
私に残された体力はあとわずか!
どうなることやら!
お腹が空いたので、また明日です。。。
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