おぉ!
9合目過ぎてもまだまだナナカマドの実はきれいに色付いております。
青空と実の赤と笹の緑と真っ白な雪はそれぞれがうまく調和されてとても美しいです。
青空と実の赤と笹の緑と真っ白な雪はそれぞれがうまく調和されてとても美しいです。
寄って寄ってー。。。あ。
寄り過ぎて雪の深みにはまりました。
確か斜里岳でも同じことして川の深みにはまったなー。。。と懐かしく振り返ります。
ともかく、キレイなものを見てテンションアップ。
この山は天気が良ければずーーーっと屈斜路湖が見えるので常にテンション高めに登れる山かもしれません。
勾配はあまりキツクないのですが気付けば。
おっと。。。位置関係おかしい。。。
そうです。
綺麗な屈斜路湖に目を奪われがちですが、既にハイマツは私の足元。。。
先行者の足跡に沿って歩みを進めますが、どの足跡を見てもかなり手こずっている模様。
ハイマツをまたぐなんて後にも先にもきっとこれっきり。。。と思いながら木の根元の罠のような穴を避けきれずハマったり、足元ばかり見て目の前の枝にぶつかったりと、必死に進みます。
登山道?自体は尾根伝いなので分りやすいです。(夏に来てまったく別な道だったらどうしよう。。。)
とにかくハイマツと格闘しながら、気付くとちょっと違う景色。
お、なんだかカッコいいい岩。
屏風岩だってさ。
確かに扇のような形の岩がせり出しているのはなかなか素敵です。
ここの脇をすり抜けていく時だけちょっと段差があるのでロープ伝いになっていました。
すごーーーい。。。。って。頂上まで後550m。。。って。まだ結構あるね。
屏風岩からの景色にまたも心癒されましたが、ここからは更にハイマツに悩まされます。
既に踏み抜かれたハイマツをまたぐ為に一歩、また一歩と這うようにしながら行くのです。
この一歩がなかなか進まなーーーい。。。またぐ、くぐる、襲撃を受ける。をひたすら繰り返しながら
唐突に吹き抜けるような土だらけの場所にでます。
ハイマツとの格闘に精神的にへとへとだったので写真はありませんが、ここに至るまでもずーーっと雪、そしてすぐ目の前にそびえたつ頂上への道もまた雪。
何でここだけ??と不思議な光景でした。
斜里岳の馬の背みたい。。。と仔馬の背に立ちながらいざ頂上へ。
ちなみにここからはすぐ。
斜里岳の馬の背から考えるとあっさりです。
おぉ。。。
樹から落ちた氷なのかちょっと大きなクラッシュアイスが敷き詰められているみたい☆
先行者の足跡も少なくサクサクと歩く音がとても気持ちいいです。
もう少し日が昇ってしまうとこの感触も、この氷も解けてしまうのかと思うとやっぱり早く来て(決して早くはない)良かった❤と思います。
こんな感じ。
さくさくのクリスタルロードを歩いていよいよ山頂です!!
やったね☆
山頂はとても狭く、もう一個石碑が立っているので何人もゆっくりできない広さではありますが
やっぱり絶景です。
なごり惜しいですが、お腹が空いたので下山致します。
さっきはあんなにも手こずったハイマツですが下山時は気分よくさくさく下りて行けます。
こんなにも雪があるのであれば尻で滑って行った方が早そう。。。
それでも、さっきはサクサク歩けた雪上ですが帰りは緩んでずーるずる。。。の場所も。
下山だったから良かったようなもののこの道登るの大変そーーー。。。
途中のひらけたところで食べたオニギリはやっぱり最高でした!!
思いがけない冬山ハイキングでしたがこの時期ならではの絶景が望めたので良かったです☆
冬山を雪中行軍した割には筋肉痛にもならず、一安心。
本格的な冬を前にして、一足早く冬を満喫してきました!!
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