2013年1月31日木曜日

一月~緑清荘~

 今年初めの月もいよいよ最終日です。

「あっけましておめでとうございまーす!!」なんて陽気に言っていたのが、すごく最近のような気がします。

 流氷観光シーズンもいよいよ本番。

二月に入ると「札幌雪祭り」、身近なところではお隣斜里町での「オーロラファンタジー」等々
冬を楽しむためのイベントが目白押しの月になってまいります。

 それでも、最近は午後4時になっても以前のように真っ暗ではなく、明るさを保ち、ゆっくりではありますが、春に一歩づつ近づいているんだなぁと感じます。

 緑清荘内部にもちっちゃな春の気配。


若い葉


なんかのつぼみ(おそらく花?)


砂漠のバラのつぼみ

 すごっくちっちゃな気配ですが、確実に春。

 なにかと楽しみが増えていきますね。

 皆様もぜひとも緑清荘にお越しの際には、小さな春を探してみてくださいね!
2013年1月29日火曜日

Back to Saturday-2-~道東~

 さて、すたこらと会場を後にした私は一路、隣町斜里町へ。

目的はもちろん流氷観察です。

 何しろ流氷。

自由気ままな奴らなので、平気で裏切ります。

 一週間ほど前に、網走市に行った際には沖合3~4㎞にぷかぷか。

もちろん肉眼では、一本の白いラインにしか見えません。

 ということで、時間もあまりないので網走に行くよりはこっちの方が確実かも。。。とウトロを選びました。


晴天!とまではいかない。。。

 冬になってからは、冬眠するクマのごとくひたすら巣にこもる。。。ので久々のウトロ。

道中、やはりウトロも毎日のように雪が降っているようで、


木のお化け。

 重たそうだなぁ。。。と他人事のように思いながらハンドルを握ります。

前日もかなりの降雪があったため(ウトロ50cmらしい。テレビ情報)道は大丈夫かしら。。。と心配しておりましたが、無問題。

 さすが国道です。

むしろ快適なドライブになりました。

 がしかし、たまたますぐ目の前をトラックが走っていたので舞い上がる雪煙の被害をもろに受けつつ、結局必死にトラックに食らいついて行きました。

 今年はどこもかしこもたくさんの降雪量に見舞われているので道路の両側共にうず高く積もっている雪壁は流氷の姿をこれでもかっていうくらいに見せません。
 
 丁度真ん中辺りの峰浜を通りがかった時。

一瞬見えた海に。

流氷は。

。。。。。無ぇ!

 


 途端に絶望の淵に突き落とされますが、一度踏み始めたアクセルを緩めるつもりは毛頭ございません。
 
 しょうがない。。。道の駅で鹿肉バーガーとコケモモ(たしか)レアチーズケーキと、鮭とばチップス買って帰ろう。。。。と半分以上あきらめたところに。


おや。

 。。。。いるじゃーーーーん!!

途端にテンションは上がり、ウトロの町中をスルー。

道幅激狭の道路に入り込み、夏場であれば知床七景(たしか)のひとつプユニ岬にまっしぐら。

 。。。。しかし冬の知床、甘くはありません。

先程まで私を苦しめ?続けた雪壁はどこまでもどこまでも続いていたのです。

 とりあえず、車を降車し、

 一歩だけ雪壁に足を突き刺し、
 
 155cmの身長をめいいっぱい伸ばし切り、

 本体を確認せずにぱちりぱちり。


 撮れてた❤

 プユニ岬から下ってくる途中の橋のあたりからも少し望めますが、私の豆車の車高だとなかなか
見えません。
 

 。。。ぜひとも、大型バスか、車高高めの乗用車での見学をおすすめします。

それでも、極東ロシアからたくさんの栄養分を運んできてくれる流氷。

これに含まれているプランクトンをたくさん食べているから知床、オホーツクの海の幸は美味いんです!!

 また。見にこよーっと。
2013年1月28日月曜日

Back to Saturday~道東~

 今日は誠に平穏な一日です。

相変わらず雪は降り、斜里岳は見えませんが晴れ間もあり雪はきらきらと降っています。

 さて、昨日はあまりにもあまりな天気だったのでお話できませんでしたが、
一昨日の土曜日に行われていた「雪合戦~こどもの部~」観戦してきました。

 お休みだったので、ごろごろー、ごろごろ。

 時計を見ては、ごろごろー、ごろごろ。。。。は!やべえ!!遅刻する!!

。。。って休みだもん。好きな時間に行けばいいのです。

 とはいえ、午後からちょいと予定が入っていたので午前中に雪合戦と、流氷観察の二つのミッションをこなさないとイケナイ訳です。

 天候があまり良くない。という事前情報があったので、早いうちに行動は起こさなければいけません。(結果、夜半から翌日にかけてが酷かったんですけどね。)

 実はこども雪合戦どころか、雪合戦自体本物(?)を見るのは初めて。

テレビのニュースなんかで、昭和新山国際雪合戦をちらり見るだけです。

 行ってびっくり。

知り合いの奥様がいたので、色々と教えて頂きました。

 相当、細かいルールがあるみたいなんです。

雪玉の総数とか。
コートに入っていい人数とか。
最初は両手に雪玉を持って良いとか。
雪玉も何分の一形を留めていないと、玉として認められないとか。
味方の雪玉でも当たったらダメとか。

こんなの氷山の一角です。多分。

きちんとコートの隅々に何名かの審判がいて、厳しくジャッジ。

コートの外では監督、それ以上に親御さんたちが熱い熱い応援を繰り広げていました。

 それぞれのチームで作戦があり、ほんわりと雪玉を頭上から投下してみたり。

 野球か!ってくらいビシバシ投げてみたり。

 人数が減ったら一気に奇襲作戦を仕掛けてみたり。

一試合三分の中にこんなぎゅっとイロイロ詰まっているとは思いませんでした。

 。。。うん。じっくり見たら楽しいかも。。。

とは思いつつ、今日の私は非常に忙しいので無料の牛乳を頂いてすたこらと会場を退散。

たった20分弱とはいえ、たくさんの物を感じて会場を後にしました。


 がんばれー

 流氷編はまた明日ー。。。
2013年1月27日日曜日

今年イチかも。~清里町~

 本当は、昨日お休みだったので雪合戦こどもの部と流氷観察に行った話をしようと思っていたのですが、それどころじゃありません。

 私、本日は朝イチ爽やか朝食ガールだったのですが。

外、吹雪。

 それでも朝五時近くに除雪車が走って行ったので、町までは行けるべ。と結構のんきに構えておりました。

 一瞬、変な吹き溜まりに捕まりかけましたが割とすんなり緑清荘まで到着。

シェフと夜警のオジサマが「自動ドアが閉まらないよーー」と自然の脅威(?)に翻弄されておりましたが、黙々と朝食の準備。

 オープンして間もなく、ワサワサとお客様ご来店。

「おはようございまーーーす!!」と黄色い声をハモらせながら、せっせとご飯を盛っておりました。

そんな所に鳴り響く一本の内線。

「。。。うん、はーい」対応したシェフ、電話を切って

「中止だって!」

!!

実は日曜日の今日。

清里町では二つのイベントが催される予定となっておりました。

一つは、緑清荘のすぐ隣にある町民スケートリンクにて行われる「スケート大会」
もう一つは、私が昨日観戦してきた「雪合戦大人の部」

結果的には二つとも中止。

外を見ると朝の天気が嘘のように、強風が吹き荒れております。

ちなみにレストランからの風景


。。。これ、見える方です。

 そして、この写真を撮ったとき丁度自分の目線の高さにiPhone構えました。

ってことは。

建物からの多少の高さを加味したとしても。。。

私の身長はゆうに超えてるってコトですね。(155cm。。。縮んでなければ。。。)

 とはいえ、仕事の時間を終えるとまた夕方からの出勤に備えてお家に帰らなければ行けません。

優しい優しい、私の家族は農家の権力を振りかざし巨大な重機で迎えに来てくれました。

 それでも、たった五分くらい前のハズなのにすでに道路には吹き溜まりが多数!

私を心配して付いて来た母を助手席に乗せ、視界ホボ0のところを大爆走。

何度も吹き溜まりに突っ込み視界を遮られ、「わぁぁぁーーここどこ?!道路??」

「わかんない!!」

という会話を幾度となくかわし、命からがらたどり着きました。

ぐったり。。。

夕方にはかなり天候も落ち着き、先程の吹き溜まりに比べると赤子のような道路を無事出勤してまいりました。

 いや。

これ、今年イチでしょ。。。

 ちなみにもう一人の朝イチガール。

優しい優しい家族に同じく迎えに来てもらったそうですが。。。落ちたそうです。

。。。いや、わかる、わかるよ。。。私も落ちそうになったもん。。。

 明日こそは、雪合戦レポートです!!(会場滞在時間わずか20分。。。)
2013年1月25日金曜日

。。。~清里町~

 降ったり、やんだり、降ったり、やんだり、降ったり、やんだり、降ったり、降ったり、降ったり。。。

春先には、一気に溶けて大洪水にでもなるんでないべか。。。と思うくらいにたくさんの雪が降り続きます。

 今日も当たり前のように斜里岳は見えず。

 フロント貼り付けの一日なので外の観察もせず。

 とても冷たい風が吹きつけているのでお客様も来ず。。。いやいや、少なく。

 思わず、声の出し方を忘れてしまいそうです。

そんな中。。。。


わぁ!!

 あまりにもひどい惨状を見かねた社長が二人の猛者を召還。

午後からの数時間、腕を振るった(スコップを振るった)結果がコレです!!

すごーーーい!!お疲れさまでっっっ。。。。。。。!!


志まだまだまだまだ半ば。。。

 
。。。

 一番高いところは、280㎝くらいでしょうか??

加えて、毎日毎日降ってはギュウギュウに押し固められた雪。

北海道はパウダースノー!だなんて幻想でしかないのか。。。と思わずくじけそうになるくらい
重たかったそうです。

 ちなみに猛者2人。

かみはくちゃくちゃ、ほっぺは真っ赤、精神はぼろぼろの状態で帰還。

 へのへのもへじの様にひょろひょろと歩いてました。

。。。あと、三日はかかるそうです。。。

 更に悲しい事実として、

ここ、吹き溜まりスポットってことは。。。又溜まるね。。。

2013年1月24日木曜日

もやっと~清里町~

 今日は久々に斜里岳が見えました。

雪が降らないのって久々。。。。

 空はベカっと青空でしたが、斜里岳側は。。。。


もやっと。

 それにしてもレストラン外の元草原だった場所。。。。

雪の量がいよいよ私の胸下あたりまで到達しているような気が。。。。いつか測ってみよっと。

 
こっちももやっと。

 相変わらずカメラレンズではきれいには写りませんが、パステルオレンジの空の色。

斜里岳もパステルカラー。

西の空もパステルカラーのパステルパステルな清里町でした。
2013年1月23日水曜日

通り雪~清里町~

 ちょっと見ずらいんですけど。。。


降雪中

 玄関先をちょっとほうきで履き散らかして、後ろを向いて掃除機をかける。。。わずか2~3分。

振り向くと、もーっさもさと降ってます。

 しかも、何故かちょっと青空。

フロントに立っていたスタッフと目を疑いつつ、

「。。。通り雨??じゃなくて雪??」

「。。。なんか晴れてますよね。向う側。」

その十分後には、


カラリアオゾラ

 さっきのは、スコール冬バージョンみたいなものか。。。と納得?しながら拭き掃除。

おーーーーーっとぉ!!


バナコに子が!!

 しかも、すでにちょっと大きい。。。

調べてみると、バナナの脇から出てくる芽(子)を吸芽(きゅうが)というようです。

バナナの木自体は、一本の木から一房のバナナしか収穫できないので、この子たちをどんどん分離して苗として成長させていくみたいです。

 ちょっとちょっと。。。これ早く分けなきゃ。。。狭そうだよ。。。

バナナが結実する目安として葉っぱが40枚ほどになることらしいんですが、バナコ冬を迎えて急に成長がのんびりになったため、バナナの実はまだまだ望めそうにありません。

 更に、子たちが栄養、水分奪っていったらバナコ実付ける前に元気なくなっちゃうよ。

これは、早急(?)に対策を考えなくてはなりません。

まずは、園芸部長に相談しなきゃ。。。


ちなみにばなよにも子が。。。。

 まさかの北海道でバナナ園。。。。それもいいかも。
2013年1月22日火曜日

なんと!~緑清荘~

 毎日毎日飽きることなく、降り続ける雪。

雪が降っちゃうと、流氷観察もあまり面白くありません。

氷の上に積もってしまうので、氷っていうよりは「雪原」に見えてしまいます。

 あまりにも、びっちりと詰まってしまうと本当に只々広大な土地があるかのごとく錯覚してしまいます。
 
 昔、本州のお客様に言われました。

「こんなに広い土地に木一本生えていないなんて!北海道ってすごいわねーーー!!」

「。。。あ、ここ海なんです。。。」

「え?」

あくる朝きれいに氷はどこかへ流れてしまって二度びっくり。。。なんてことがありました。

 ここ、緑清荘も例外なくもさもさ。。。

ふっと気づいてとあるお部屋に行ってみました。


ああ。。。。

 なんということでしょう。。。

緑清荘の宴会場の中で唯一斜里岳を望める素敵な一室が。。。被害に。

たとえ晴れていたとしても、斜里岳なんてまるで望めません。。。

除雪をしようにも窓開きません。(ちなみにここ2階です。)


 本来であればここ斜里岳見えるのに。。。ま、曇ってますけど。。。

 私の身長はとっくにこえる量の雪が絶景を独占してました。

もぉ吹き溜まりってイヤ!

 ちなみに、同じ道東釧路市では15日間も雪が降っていないそうです。

北海道って大きいなぁ。。。。


2013年1月19日土曜日

みっけ~緑清荘~

 発見しました。


氷筍

 氷の筍と書いて”ひょうじゅん”と読みます。

見たまんま、地面から空に向かってつららが出来ていく様子です。

 冬場の軒先なんかでは結構見られますが、こんなに立派なのはやっぱり温泉の蒸気を逃がす
換気口だからなんでしょうか?


立派でしょ。

 雪が深いので、近くに行くことはなかなか叶わないのですが、かなりの成長っぷり。

こんなに大きくなるまで、気付かなかったなんてーーー!!

私としたことが。。。


 何はともあれ、大きく育ってくれることを願います。

大きくなぁれ!!


2013年1月18日金曜日

氷~斜里町~

 ほんとに、ホントニ、本当に。。。寒いです。

スタッフ情報によると、昨日の夕方の段階で清里町街中の電光温度計(っていうのかな)-20℃だったそうです。
  
 又、別な知り合いの情報によると夜も更けた時間帯には-27℃。。。

思わず、幻??とつぶやく始末です。

 にーも関わらず寒いの嫌いなくせに、自然観察大好きな私は午前中からの晴天に居てもたってもいられず中抜け時間ピッタリに会社を飛び出し(結果、タイムカードを”退勤”と押し間違える。)、
清里町の高台へと向かいました。

 いっても、仕事の中抜け時間なのであまりがっつりと動き回ってしまうと、夜まったく使い物にならなくなってしまうのでせめてせめて、遠くから眺めて、次の休みには海沿いに行こーっと決めておりました。


 うっすらと見えるんだなこれが。

 丁度、我が町清里町と斜里町の境目辺りなんですが、普段海の場所が。。。真っ白。

恐らく、知床半島の中間から突端にかけての海側が見えるはずなので、峰浜からウトロにかけては
びしびしと接岸している模様。

 これ見ちゃったら。。。行くっきゃないっしょぉ!!(単純)

但し、お腹も空いているし、はしゃぐと体力が尽きてしまうお年頃なので、斜里の街中で我慢。

 この辺りは少しくぼんだ部分になるので、ウトロが接岸していても街中は見えないことがざらにあります。
 まさにみずもの。。。


 。。。わかるかなぁ。。。

 うっすら、雲もあるし、手前に白波もたっているので分かりずらいとおもいますが。。。

空と海とを分ける境界線のように真っ白のラインが一本あるんです。

それが流氷。

それ以上に。。。


 寒そうな海。。。

  まだ、氷で閉ざされていないのでざぶざぶと強い波が打ち寄せてきます。
厳寒のオホーツク海なんてなかなかどうして、画になるわ。。。流氷もどきもあるし。。。

 それでも、波の音がするだけまだまし。

 本当に海が閉ざされると、波の音すらせず、びっくりするほど静かなんです。

隣町とはいえ、色んな冬の景色があるもんだな。と改めて感じます。


はまなすの実

 これも、このまましばれてました。

真っ白な雪原に真っ赤なはまなす。。。より一層寒さが引き立ちますね。

 さーて、今度は大海原一面の流氷を眺めに行ってきます!

その内ね。

2013年1月17日木曜日

寒いよー!~清里町~

 朝は、もさもさふんわりと雪が舞っていました。

北海道のローカルニュースでは(特にオホーツク地方版)毎日のように”流氷、流氷”と聞こえてきます。

 道東の観光に関わる人間としてはこの氷の行方非常に重要です。

冬のオホーツク観光のほとんどを担っているといっても過言ではありません。

 毎日のように海上保安庁のHPを覗いては、「変な風吹きませんように!!」と願ったものです。

さて清里町。。。


 斜里岳は影も形もありません。

 が、しかし本当に吹き付ける風は冷たく雪は降らずとも、舞ってます。


。。。

 防風林。うっすらと雪のヴェールがかかっているようです。

道産子ですら、引くような冷たい風が吹き荒れ、気付けばピーカン。


木の一本一本までが見えそうなくらいきれいな斜里岳なんて久しぶり!

。。。待て待て、ってことは。。。。

奴め。。。来たな。。。

 案の定、網走に接岸したというニュースと共に来る人来る人皆シバレタ顔をしてやってきます。

「冷えてるね。」「びりびりするわ」「。。。はぁ。。。」

この三つ。

もはや、合言葉。。。

もう、雪どうこう言ってられないくらい寒い冬の始まりです。

 サービス業に携わる人間としてはありがたい。。。個人的には。。。。


2013年1月15日火曜日

。。。~清里町~

 本日の清里町、気温はそんなに低くない。

多分一番冷え込んでいても、-10度くらい。。。

一番あったかくても、-7度くらい。。。

 でも、そんな数字問題にならないくらい。。。強風吹きすさんでます。。。

結果体感気温としては実際の気温プラス(いや、マイナスというべきか)10度くらい。。。

 で、実感するのは。

来てるな。

流氷。。。

絶対。。。

この強風、見事なまでの北風。

しかもこんなに強い風であれば、隣町斜里町からでも肉眼で観察出来ちゃうかも。。。

北海道の中でも流氷が来るのはオホーツク海側と羅臼根室など太平洋側の一部。

同じ道産子でも流氷を見たことが無いって人ざらにいます。

そして、この流氷が来ると本当にびっくりするほど寒くなります。

見なくても、いるなってわかるのが道東人。

近いうちに流氷観察できちゃうかも。。。
2013年1月12日土曜日

神の子池③~清里町~

 1月7日にスノーシュー体験を行ってきた話は既にしておりますが、頼れるガイド滝澤さんから
写真が届きました。


滝澤さんと社長。

 数時間の工程では有りましたが、知床の自然を知り尽くした頼れるガイド。

 さすが、写真の撮り方絶妙です。

 私がちゃんと仕事しているように撮ってくれてます。(社長見て見て!!)

身体の丸さと、足の短さはどうにもならないとして、お客様の何気ないしぐさもバッチリ押えてます。

こういう一つ一つが旅の良い思い出になるんですよね。

 後ろに背負った大きなリュックの中には神の子池にたどり着いた際のご褒美(違う)、ティータイムの為のセットが入っております。
 
 慣れない道を歩いてきた後に頂けるあったかいお茶は最高です。

きっと単なる白湯でも、神の子池を見ながら頂くのであれば最上級の味になるような気がします。

 改めて、滝澤さんありがとうございました!!

2013年1月11日金曜日

今日も晴れ~清里町~

 今日はしばれる”晴れ”の方でした。

車のエンジンスターターは頑として、その役目を果たさず(昼からは何故か動く。。。)

もうもうと川霧が発生する中出勤。

それでも清里町の冷え込み方なんてまだまだかわいいハズ。

以前、帯広で見た川霧は本当に温泉か?!ってくらい真っ白になっていました。

川霧はその名のごとく川の水面付近に発生する霧で、水温が気温より高い場合に生じます。

そして、その水蒸気がつくと。


こうなります。

 ちょっと(いやかなり)見ずらいのですが、細い枝の隅々までうっすらと霜に覆われてます。

生きている(?)木は自らわずかでも熱を発するので太い枝は覆われることはすくないのですが、
枯れ木や細い枝葉にはまんべんなく。。。。

 もちろん太陽が高く上る頃にはジュっと無くなっている場合がほとんどなので、冬の寒い朝限定の光景だったりします。


寒いけどきれいだよーー。

 いつも見慣れた斜里川もキラキラしてます。

加えて今日は、よく晴れていたせいなのか。

彩雲

 これもねー、目で見るともっともっとあざやかな虹色に見えるんです。

太陽の周りを囲む雲が虹色に染まると、昔から吉事の前触れだそうですよ!

晴れた日には結構頻繁に表れるみたいです。

たまには、じっくりと空を観察してはいかがでしょうか!!

 ちゃーーんと防寒は忘れずにね☆
2013年1月10日木曜日

寒いハズだよ~清里町~

 本日はー、雪がもさっと降っていたので寒さも少し和らいでます。

道産子の常識として、真冬になると気温の前にわざわざ”マイナス”を付けなくなります。

だって、常に”マイナス”なんだもん。

 なおかつ、同じ”マイナス”でも一ケタと二ケタではまさに雲泥の差。

今日の日中は”マイナス9℃”

恐らく今は”マイナス10℃”以下

 たった1℃しか差は無いハズなのに何故かとっても寒く感じます。

ちなみに道産子的天気予報の会話例としては。。。

「あ!今日9℃だってー。気持ちあったかーい。」

「でも、明日からは13℃だよ。。。流氷来るんでない??」

「来るべさー、だってもう網走沖まで来てるから見えるんでないの?」

「。。。しばれるね。。。」

北海道は一部を除いてなまりがキツクないので、都会の人と話していてもあまり違和感は感じないはずです。(でも何故かなまってるよって言われるんですよね。。。不思議)

これは、家族と話す時だけ。

 そして、雪が降ると暖かいので朝早くに出る時はちょっとホッとするんです。
が、その代償として雪かきが待っています。

 。。。。んーー

心臓止まるくらい寒くてもすっきり晴れたしばれた日の方が良いか。

多少(←ここポイント)あったかいけど、除雪をする方を選ぶか。

。。。どっちも。。。やだなぁ。。。

 夕方はこんな感じ。


どっちつかず(出ました、私の車窓から)

晴れでもないし、

すっごく曇りでもないし、

実は細かい雪が舞ってるし、

太陽見えそうで。。。見え。。る。。ない。。。??し。

でも、そんなに寒くない。

雪霞って感じですかね。。。これはこれで風流でステキ。

明日はどっちかなーーー??
2013年1月9日水曜日

やっと!!~清里町~

 昨日の帰り道。。。

ちらりと横に目を向けると


良い感じ。

 ここ何日間かで一気にリンクとして仕上がってきたようです。

 確かに、毎朝毎朝起きるたびにマイナス20度が当たり前になり、ちょっとの間は雪もお休みだったようで。。。ようやく!!といった具合でしょうか。。。

 ちなみに写真を撮るためにうっかり車の窓を開けたのまでは良かったのですが、その後しばらく何故か窓は頑として閉まらず、予期せず真冬の夜に窓を開けっぱなしで疾走する羽目になってしまいました。。。どうしてかな。。。


 そんな思いをしてまで、撮った町営リンク。。。

翌日には、最終調整ののち子ども達が元気いっぱいに滑走してました!


良かったね。

 これまたちなみに、この写真を撮るために何も羽織らず制服のまま、ストッキング一枚、スパイクナシのパンプス(当たり前か)でぽこぽこと走っていたためか、丁度スケートリンクに来たと思われる子どもたちに、元気に挨拶して不審がられました。

 ごめんね。おばちゃん不審者じゃないからね。。。

ともかく、元気に精進してくださいね!!

 
2013年1月8日火曜日

~神の子池②~清里町~

 続きです。

~神の子池①~から読んでくださいね!!











さて、


今まで何度となく見たことのある神の子池。。。。

これまでのイメージとは全く別の印象を受け、衝撃を受けていたところで

ひたすら激写。
 
滝沢さん「。。。iPhoneじゃ色出ないなぁ。。。。」

私「そうっすね。。。。」

お互いiPhone User ということで親近感を覚えつつ、少しでも神の子池の魅力を切り取り、伝える為激写。

 少し高台に移動した時。。。

 。。。おやおや。。。太陽。。来たーーーー!!

 もぉぉぉ、とりあえず全部載せちゃうっっ!!


 ちなみに、自分の目で見るとこれの三倍以上キレイに見えます。

なんかもぉ。。。。

地上は、真っ白で木も茶色でどちらかというと色の少ないシーズン。

。。。どこからこの色湧いてくるんだろう。。。って位数えきれないくらいの様々な色。

周りに色がないからこそ、この驚き、感動、本当に本当に寒さも忘れます。(一瞬ね。)

なんだか、自然が相手なのでしょうがないのですがベストコンディションの時是非来たい。

 なおかつ、針葉樹林に囲まれており、広葉樹の森よりは餌が少ないので、動物も少なくすごーーーーーく、静かなんです。

 ぽーっとしている内に時間は過ぎ、ほんとに素敵な時間を過ごせたなぁと実感できました。

帰り道は同じ道ではなく今度は、川沿いのルート。

神の子池から湧き出てきた水が流れているそばを歩いていきます。

川のせせらぎを、先程のルートと違って木の枝をくぐったり、木の枝が雪で補強された小橋を渡ったり、ジブリの世界再び。。。!!でした。

 もちろん、頼れる滝沢さんが一緒なので川を飛び越える時も、橋を渡るときもへっちゃらです。

 帰り道にも、名もなき沼や小川の観察、動物の足跡探しや行動分析←これ楽しいんです
たくさんのアクティビティを乗り越え、気づけば入口。

本当にあっという間でした。

帰り道にも大鷲の観察に連れて行ってくれたりと、最後まで楽しみがいっぱい!

寒い冬にこそ、ぜひ外に出掛けてみたい!!と思える有意義な時間でした!!

 滝沢さん、ありがとうございました!!

そして、社長、お疲れ様でした!!


 ちなみに、この後の温泉最高です。。。又行きましょうねーー社長☆


~神の子池①~清里町~

 昨日の話になりますが、神の子池に行ってまいりました。

緑清荘HP上でもすでにご案内済みではありますが、1月13日から『スノーシュー体験プログラム』がスタート致します。

 それに先駆けて、自らも体験せねば!!。。。社長と二人行って参りました。

当日はさすが普段の行いが素晴らしいだけあって、良い天気。

緑清荘でガイドさんと合流後、一路神の子池まで向かいました。

ホテルからは車で約30分ほどの距離。

普段だと、山だったり、畑だったり、野生動物のお話をしながら神の子池を目指すそうです。

 私たちからするとまったくの日常の光景ですが、観光の方から見るときっとその景色すらも新鮮に映るのでしょう。

 あーだこーだ話しているうちに、入口に到着。


辛うじて看板見えます。

 もしかして、誰か除雪してくれているのでしょうか。

夏も神の子池を案内するときは「目立たない木の看板があるのでそれを見逃さないで下さいねーー!!」と言っているのですが、もしこの看板すら埋まってしまうとますます分らなくなってしまうくらい地味な看板です。

 ちなみにギリギリ一台分の車が入れるだけのスペースは雪壁の中にあるのですが、何しろ毎日毎日飽きずに降り続くこの大雪。。。入れなくなってました。
 
 周りの車に十分注意しつつ、入口へと近づきます。


今日の相棒。。。

 スノーシュー(かんじき)です。

ウインタースポーツとはかけ離れた生活を送っているので、見るのももちろん履くのも初めてです。

 でも、大丈夫。

装着は非常に簡単なうえ、懇切丁寧に教えてくれます。

 私のイメージするかんじきは竹とか木とかを曲げているような、日本昔話に出てくるような
和(輪?)かんじきですが今日の相棒は足全てが固定されるわけではなく、つま先部分が固定され、かかとの部分は浮き上がるため「かんじき履いてるぞ!!」っていう感覚はあまりありません。
(初めて履くけどね。)

気持ーち足の幅を広げて、歩く感じなので大きいサイズの長靴を履いて歩く感覚と似ているかもしれません。

 男性の方だとますます違和感がないかも。。。

 
 道中、なんてことない風景を眺めつつ。。。

木の枝の先っぽが落ちていたり、松ぼっくりの中身の空になった部分がばらばらに散らばっている跡、なんていうほんの些細な痕跡を見つけては「多分、ももんが」とか「きっとりす」とか、普通に歩いていたのでは到底気が付くことの出来ない動物の痕跡を、とても丁寧に頼れるガイド滝沢さんは、教えてくれます。(あ、正面からの写真撮り忘れた!)


頼れる背中でしょ。

 そんな、イケてるガイドの背中を追いかけつつ一時間弱ほど歩き続けると。。。


 着いたよーーーー!!

 なんだか不思議な感覚。。。

残念ながら、神の子池周辺は薄曇りだったので透き通るような池ではなかったのですが、

周りが白いのであまり余計なものが水面に映り込まず、いつも以上に鏡のようです。
それでいて、うっすらと神の子池のブルーがあるので、

空の青

雪の青

松の木の青

神の子池の青

たくさんの青が映り込み、それでいて逆さまの世界が目の前に繰り広げられるので、

。。。目が回るというか、なんというかだまし絵のような、ビックリハウス(懐かしい)の中にいるような
脳がだまされている感覚になりました。

続く。。。